SYCL* ID クエリーが MAX_INT 内に収まると仮定するようにコンパイラーに指示します。これは DPC++ 固有のコンテンツです。
Linux*: | -fsycl-id-queries-fit-in-int -fno-sycl-id-queries-fit-in-int |
macOS*: | なし |
Windows*: | -fsycl-id-queries-fit-in-int -fno-sycl-id-queries-fit-in-int |
なし
オン |
コンパイラーは、SYCL* ID クエリーが MAX_INT 内に収まると仮定します。 |
このオプションは、SYCL* ID クエリーが MAX_INT 内に収まると仮定するようにコンパイラーに指示します。以下の値は MAX_INT に収まると仮定します。
id クラスの get() メンバー関数と operator[]
item クラスの get_id() メンバー関数と operator[]
nd_item クラスの get_global_id()/get_global_linear_id() メンバー関数
これらの値の詳細は、Khronos* SYCL* 1.2.1 仕様を参照してください。
多数のワークアイテムを使用する場合、-fno-sycl-id-queries-fit-in-int を指定してこのオプションをオフにできます。
その際、このオプションをオフにすべきかどうかは慎重に見極める必要があります。そのような状況では、データ型 int への切り捨ては正しくないことが多いです。値が MAX_INT に収まる場合にこのオプションをオフにすると、予期しないパフォーマンスの問題を引き起こす可能性があります。
なし