データオプション
このセクションでは、データ処理に関連するコンパイラー・オプションを説明します。
親トピック:
コンパイラー・オプションの詳細
align
変数および配列を自然にアライメントするかどうかを指定します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
fcommon
共通シンボルをグローバル定義として扱うかどうかを指定します。
fkeep-static-consts、Qkeep-static-consts
ソースで参照されない変数の割り当てを保持するようにコンパイラーに指示します。
fmath-errno
プログラムが標準数学ライブラリー関数の呼び出しの後に errno をテストしていると仮定するようにコンパイラーに指示します。
fpack-struct
構造体メンバーを一緒にパックするかどうかを指定します。
fpascal-strings
Pascal スタイルの文字列を許可するようにコンパイラーに指示します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
fpic
位置に依存しないコードを生成するかどうかを指定します。
fpie
位置に依存しないコードを生成するようにコンパイラーに指示します。生成されたコードは実行ファイルにのみリンクできます。
freg-struct-return
(可能な場合) レジスターの struct 値と union 値を返すようにコンパイラーに指示します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
fstack-protector
特定の (またはすべての) ルーチンのスタック・オーバーフロー・セキュリティー・チェックを有効 / 無効にします。
fstack-security-check
バッファー・オーバーランを検出するコードを生成するかどうかを指定します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
fzero-initialized-in-bss、Qzero-initialized-in-bss
明示的にゼロで初期化された変数を DATA セクションに配置するように指定します。
GA
特定のスレッド・ローカル・ストレージ (TLS) 変数への高速アクセスを有効にします。
Gs
スタック・チェック・ルーチンの呼び出しのしきい値を制御します。
GS
バッファー・オーバーランを検出するコードを生成するかどうかを指定します。
malign-double
double、long double、および long long 型を自然にアライメントするかどうかを指定します。このオプションは、align オプションと同じです。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
mcmodel
特定のメモリーモデルでコード生成とデータ格納を行うようにコンパイラーに指示します。
Qlong-double
long double データ型のデフォルトのサイズを変更します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。