リンク / リンカーオプション
このセクションでは、リンクやリンカーに関連するコンパイラー・オプションを説明します。
親トピック:
コンパイラー・オプションの詳細
Bdynamic
ランタイム時にライブラリーの動的リンクを有効にします。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
Bstatic
ユーザーのライブラリーとの静的リンクを有効にします。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
Bsymbolic
プログラムのすべてのグローバルシンボルの参照をユーザー共有ライブラリーの定義にバインドします。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
Bsymbolic-functions
プログラムのすべてのグローバル関数シンボルの参照をユーザー共有ライブラリーの定義にバインドします。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
cxxlib
gcc によって提供された C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用してリンクするかどうかをコンパイラーに指定します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
dynamic-linker
デフォルト以外のダイナミック・リンカーを指定します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
F (Windows*)
プログラムに予約するスタックの大きさを設定します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
fixed
任意のベースアドレスにのみロードできるプログラムをリンカーが作成します。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
Fm
リンク・マップ・ファイルを作成するようにリンカーに指示します。これは古いオプション (非推奨) です。後継オプションはありません。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
fuse-ld
デフォルトのリンカー (ld) の代わりに別のリンカーを使用するようにコンパイラーに指示します。
l
リンク時に指定されたライブラリーを検索するようリンカーに指示します。
L
標準ディレクトリーにあるライブラリーを検索する前に、指定したディレクトリーにあるライブラリーを検索するようにリンカーに指示します。
LD
プログラムがダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) としてリンクされるように指定します。
link
ユーザーが指定したオプションをコンパイル時に直接リンカーに渡します。
MD
未解決の参照がある場合にマルチスレッドのダイナミック・リンク・ランタイム・ライブラリーを検索するようにリンカーに指示します。
MT
マルチスレッドのスタティック・ランタイム・ライブラリーにある未解決の参照を検索するようにリンカーに指示します。
no-libgcc
特定の gcc 固有のライブラリーにリンクしないようにします。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
nodefaultlibs
コンパイラーがリンク時に標準ライブラリーを使用しないようにします。
nostartfiles
コンパイラーがリンク時に標準起動ファイルを使用しないようにします。
nostdlib
コンパイラーがリンク時に標準ライブラリーおよび標準起動ファイルを使用しないようにします。
pie
実行ファイルにリンクされる位置に依存しないコードを生成するかどうかを指定します。
pthread
マルチスレッドをサポートするために、pthreads ライブラリーを使用するようにコンパイラーに指示します。
shared
実行ファイルの代わりに、動的共有オブジェクトを生成するようにコンパイラーに指示します。
shared-intel
インテルが提供するライブラリーをすべて動的にリンクします。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
shared-libgcc
GNU* の libgcc ライブラリーを動的にリンクします。
static
共有ライブラリーとリンクしないようにします。
static-intel
インテルが提供するライブラリーをすべて静的にリンクします。これは C++ 固有のコンテンツです。
DPC++
には適用されません。
static-libgcc
GNU* の libgcc ライブラリーを静的にリンクします。
static-libstdc++
GNU* の libstdc++ ライブラリーを静的にリンクします。
T
ファイルからリンクコマンドを読み取るようにリンカーに指示します。
u (Linux*)
指定された symbol が未定義であることをコンパイラーに通知します。
v
ドライバー・ツール・コマンドを表示して実行するように指定します。
Wa
オプションをアセンブラーに渡します。
Wl
リンカーにオプションを渡します。
Wp
プリプロセッサーにオプションを渡します。
Xlinker
リンカーオプションを直接リンカーに渡します。
Zl
オブジェクト・ファイルからライブラリー名を省略します。